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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

工業用金属が高騰しても、天然ゴムは値下がりする理由

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年07月14日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場は特に目新しい材料が見当たらないため、今回はIRSGの最新報告を手掛かりに天然ゴム需給の実情をマクロな視点から確認してみます。景気見通しの改善で非鉄金属相場は急騰していると言われていますが、なぜ天然ゴムは同じように上昇トレンドを形成することができないのか、その理由を中心に考えて見ましょう。簡単に「需給緩和」と言われる相場ですが、具体的な数値でその実態を確認しておきたいと思います。(3,630文字)。 ===================================  工業用金属が高騰しても、天然ゴムは値下がりする理由 =================================== <天然ゴム需要の良好さは、工業用金属より上か?> 東京ゴム先物相場は、1kg=200円の節目を巡る攻防となっている。6月5日の190.30円をボトムに同26日には220.00円まで累計29.70円(15.6%)の急伸相場が実現していたが、その後は原油相場を筆頭とする他コモディティ市況の軟化と連動する形で値位置を切り下げている。 上海ゴム相場も、ほぼ同様の値動きである。6月26日には1トン=1万5,450元と4月9日以来の高値を更新していたが、足元では1万4,000元の節目を巡る攻防となっている。年初来安値1万3,635元(5月16日)も視界に入り始めており、東京ゴム相場と同様に改めて地合の弱さが確認できる状況になっている。
… … …(記事全文4,701文字)
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