□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年07月07日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。6月下旬に急騰した天然ゴム相場ですが、7月入りしてかは徐々に地合を悪化させています。天然ゴム相場の底打ち論も活発化していましたが、やはり原油高に刺激されただけの調整高だった可能性が高いことが確認できます。天然ゴム需給に関しては全般的に新規手掛かりが乏しい状況ですが、幾つかポイントと考えている点を集中的に解説します(3,568文字)。 =================================== 天然ゴムは実勢悪を反映し戻り売り優勢、外部環境頼みの反発シナリオ =================================== <天然ゴムの実勢悪に変化なし> 7月入りしてからの東京ゴム先物相場は、1kg=210~220円水準での保ち合いを経て、改めて下値を切り下げる動きを見せている。6月下旬には一時2万枚を越えていた出来高も、1万枚を割り込む場面が増えるなど、相場の勢いは明らかに鈍化している。 6月は、190.30円(6月5日)をボトムに220.00円(6月26日)まで、僅か3週間で29.70円(15.6%)もの急伸相場を形成していた。このため、マーケットの一部では天然ゴム相場のダウントレンドに終止符が打たれたといった議論を頻繁に聞かれるようになっていた。しかし結局は、イラク情勢を受けての原油高に反応しただけだったことが確認できる状況になっている。… … …(記事全文4,524文字)
