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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

天然ゴム相場の反発ロジック、減産期明けで需給変動が確認されるも

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年06月24日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。6月中旬の天然ゴム相場は、総じて堅調に推移しています。昨年はゴム相場が上昇すると言えば専ら円安要因でしたが、足元のドル/円相場は完全に膠着化しています。なぜここにきて天然ゴム相場が反発しているのか、そして最新の産地供給・需要環境はどのような状態にあるのかを検証します(3,649文字)。 ===================================  天然ゴム相場の反発ロジック、減産期明けで需給変動が確認されるも =================================== <久しぶりの石油との連動相場に> 東京ゴム先物相場は、6月5日の1kg=190.30円をボトムに、23日の取引では一時219.50円まで、最大29.20円(15.3%)の急伸相場になっている。5月下旬から6月上旬にかけて、天然ゴム市場では供給超過構造の見直しを背景とした売り圧力が強くなっていたが、ここにきてファンドや個人投資家が売りポジションの買い戻しを迫られていることが相場を押し上げている。取組高は、200円の節目を完全に割り込んだ5月30日の水準も下回り始めており、3月中旬から約3ヶ月間にわたって続いてきたダウントレンドが修正局面を迎えている。 こうした天然ゴム相場反発の原動力は比較的単純であり、石油相場の急伸地合に尽きると考えている。近年は、天然ゴム価格と石油価格との連動性は低下傾向にあったことで、天然ゴム市場では短期価格決定要因としての石油価格動向に対する関心は薄れていた。
… … …(記事全文4,625文字)
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