□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年06月18日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。最新の南アフリカ情勢を中心に、プラチナ相場のポイントを絞って解説しています。6月入りしてからプラチナ鉱山ストを巡る労使交渉はそのペースを加速させていますが、現在はどのような協議が行われており、何が議論となっているのかを中心に検証します(3,684文字)。 =================================== 勝者なき南アフリカのプラチナ鉱山スト、未だ労使合意には至らず =================================== <労使交渉は合意点に向かって進んでいるが> 南アフリカのプラチナ鉱山ストライキは、現地時間6月17日時点で未だ終結の確認が取れない状況になっている。1月23日のスト開始から、6月12日で21週間目に突入しているが、プラチナ鉱山におけるストは継続中であり、インパラ・プラチナ(インプラッツ)を筆頭に、ロンミン、アグロ・アメリカン・プラチナ(アムプラッツ)ともに操業が殆ど出来ない状況が続いている。 6月入りしてからは、幾度となく労使合意の兆候がみられ、労使合意に向けての歩みが進んでいることは間違いない。前進しているのか後退しているのかと言えば、間違いなく前進している。今晩にも労使合意が成立したとしても、何ら不思議ではないと考えている。ただ、どのようにあがいても労使双方が納得のできる合意案を策定することが困難な状況になる中、最後の一線を巡って依然として激しい攻防が続いており、このまま労使合意という「ゴール」を目の前に確認しつつも、ゴールテープを切れない不安定な状態が続く可能性もある。… … …(記事全文4,556文字)
