□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年05月28日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。連休明けのドル建て金価格は、15週間ぶりの安値まで急落しました。連休明け特有のボラティリティの高さが影響した可能性もありますが、2ヶ月にわたる膠着相場が下抜けしつつあることは事実です。最近の金相場環境について、各種指標との関係性から分析してみます(4,017文字)。 =================================== ドル建て金価格が急落、年初から買い進んできたファンドの撤退リスク =================================== <金を保有する理由が見出せない状況続く> メモリアル・デー(戦没者追悼記念日)の連休明けとなった5月27日のCOMEX金先物相場は、前日比-26.20ドルの1,265.50ドルと急落した。ドル建て金相場は2ヶ月近くにわたって1,300ドルの節目を挟んでの保ち合い相場になっているが、久しぶりにまとまった売りが入った形であり、2月7日以来の安値を更新している。15週間ぶりの安値更新を受けて、改めてダウントレンドを形成できるのかが試されることになる。 BloombergのNY金市況では、「S&P500種株価指数が日中の高値を更新する中、代替投資の金買いが減退した」と解説されている。米株式相場は5月上旬にも過去最高値を更新したが、5月は「Sell in May(5月に売れ)」の相場格言が存在することもあり、多くの市場関係者が漠然とした不安感を抱えた状態にあった。… … …(記事全文5,077文字)
