□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年03月03日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。2月のシカゴ大豆相場はほぼ一本調子の上昇トレンドを形成しましたが、現在の大豆市場で発生している大きな流れを解説します。「ブラジルの天候悪化」と簡単に語られている相場ですが、なぜブラジルの天候悪化がシカゴ大豆を押し上げる必要があるのか、そのロジックを確認して頂きたいと思います。また、最新のブラジル産大豆生産状況などについても解説します(3,304文字)。 =================================== シカゴ大豆、どこまで価格が上昇すれば需要家が諦めるのかを打診する =================================== <2月のシカゴ大豆は前月比11.5%の急騰> シカゴ大豆相場の急騰が続いている。現在の中心限月であるCBOT大豆先物5月限の場合だと、1月は1Bu=1,250~1,300セントをコアとしたレンジで総じて揉み合う展開になったが、2月は1,400セント水準まで値位置を切り上げている。全19営業日中で14営業日(73.7%)が上昇し、月間の上昇幅は145.50セント(11.5%)に達している。この上昇幅は、天候相場のクライマックスとなった昨年8月以来で最大である。 2月27日の取引で一時1,445.50セントまで急騰した後、引値では1,390.00セントまで55.50セントもの急落を記録したことで(終値ベースでは前日比-7.00セントの1,390.00セント)、マーケットの一部では大豆相場のピークアウトを予測する声も強くなっていた。酒田罫線で「波高い線」などと言われるものだが、買いと売りのパワーバランスが拮抗し始めている可能性が示されたことで、チャート分析家を中心に買い方ファンドの息切れの可能性が指摘された。しかし、翌28日の取引では前日比+24.00セントの1,414.00セントと再び急騰しており、依然として大きな値崩れは回避されている。… … …(記事全文4,443文字)
