□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月28日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ相場のアップデートです。2月を振り返ってみればプラチナ相場は概ね堅調地合を形成しましたが、その底流にある南アフリカのプラチナ鉱山ストについて最新情報を提供します。一般メディアでは取り上げられていないことを中心に、注目すべき動きを幾つかピックアップして、その意味を解説します(3,329文字)。 =================================== プラチナ鉱山会社、ついに供給を確約できるデッドラインを設定 =================================== <不可抗力条項の設定時期が公表される> 南アフリカのプラチナ生産大手インパラ・プラチナ(インプラッツ)は2月27日、2013年12月期の決算発表を行った。昨年7~12月期のプラチナ生産高は前年同期比-9.1%の78万6,500オンスに留まる一方、1オンス当りの生産コストは同+2.2%の1万6,310ランド(現在のレートで1,522ドル)と上昇したが、ストライキという突発的な操業トラブルがなければ、当該決算期間中の1オンス=1,311~1,558ドルとういう価格水準でも、一定の収益を上げることが可能な経営環境にあることが確認できた。 もっとも、この辺は先行して決算報告が行われていたアングロ・アメリカン・プラチナ(アムプラッツ)などのデータから予測されていた動きであり、特にサプライズ感はない。これによって「プラチナ価格は更に下落することも可能」といった深読みした思惑が広がるようなこともなく、プラチナ市場関係者の関心は殆ど高まらなかった。… … …(記事全文4,442文字)
