□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月26日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油価格の短期トレンドを分析します。ドル建て原油価格は1ヶ月以上にわたって上昇トレンドを形成していますが、ここにきてやや上昇地合に鈍化の兆候が見受けられます。現在の値位置をどのように考えれば良いのか、需給・内部要因・テクニカルなどから検証してみます。また、寒波の影に隠れた形ですが、最近の原油供給環境には大きな変化が見受けられます。最新の状況を報告します(3,802文字)。 =================================== 高値警戒が広がる原油相場、その一方で地政学的な生産トラブルは拡大中 =================================== <原油価格の上昇に一服感> 北米の寒波を背景とした原油価格の急騰地合に一服感が浮上し始めている。NYMEX原油先物相場は、1月末の1バレル=97.49ドルに対して2月24日高値は103.45ドルに達し、約3週間で最大で6.1%の上昇率を記録した。しかし、直近5営業日で上昇したのは2営業日に対して下落したのは3営業日に達するなど、ここにきて上昇相場の勢いには明らかな鈍化傾向が見受けられる。 これはICEブレント原油先物相場も同じである。ブレント原油は1月末の105.81ドルに対して、2月19日には一時110.82ドルに達した。しかし、その後は上昇と下落を繰り返す不安定な相場展開になっており、足元では109ドル台中盤まで値位置を切り下げている。… … …(記事全文4,919文字)
