□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月24日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。先週後半にはUSDAの「Outlook Forum」が2日にわたって開催されました。マーケットでは、短期の相場動向を考える上で特に注目されませんでしたが、USDAが現時点で2014/15年度の米国産穀物に関して、どのような需給・価格見通しを構築しているのかを紹介します。トウモロコシ、小麦、大豆の順番で、主要項目を網羅的に解説します。また、今回のUSDA予測値の一部はマーケットで論争を呼んでいます。通常のメディア報道では表に出てこない議論ですが、何が批判を集めているのかを検証してみましょう(4,654文字)。 =================================== USDA展望会議で示された2014年の米国産穀物需給・価格見通し =================================== <Outlook Forumの意義> 米農務省(USDA)は2月20~21日に、「Outlook Forum(展望会議)」を開催した。USDAが毎月の需給報告(WASDE)で2014/15年度の需給見通しを発表するのは5月以降になるが、それに先立つ2月時点で、USDAの調査部門がどのような見取り図を描いているのかを把握する重要資料になる。 現実的には、今後の需給・価格見通しを受けて農家が作付け計画などを変更する可能性が高いことに加えて、気象見通しなどは標準的なモデルを採用しているだけのため、ここで示された数値の的中率は必ずしも高いものではない。… … …(記事全文6,348文字)
