□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月21日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。相変わらず商品市況は高騰していますが、マクロな相場環境を確認した上で、今回はコーヒー相場を取り上げます。コーヒー生産地の天候トラブルは昨年12月頃から話題になり始め、当レポートでも何度か取り上げていますが、より精度の高い分析が可能な状況になっています。昨年末から50%以上の急騰となっている相場ですが、何が投機マネーを呼び寄せているのか、供給環境を中心に検証します(3,416文字)。 =================================== 天然ガスも敵わないコーヒー相場、今年だけで50%を超える上昇率の背景 =================================== <天候異変で商品市場に回帰する投機マネー> グローバルな天候不順を背景に、2月の商品市況は全面高の展開になっている。日本の豪雪は余り話題になっていないが、北米の寒波、南米の熱波、アフリカの豪雨、中国の高温・少雨、東南アジアの大雨・台風、オーストラリアの高温・乾燥、欧州の暖冬など、世界各地で異常気象が報告されており、商品需給の混乱が警戒されているためだ。昨年10~12月期には270~290ポイント水準で上値の重い展開が続いていたCRB商品指数も、2月19日には約1年ぶりに300ポイントの大台を回復するなど、極めて良好なパフォーマンスを実現している。 世界の金融市場は依然として不安定な値動きを迫られているが、ここにきて株式や債券・通貨との相関性の低さも、改めて商品市場に対する投資家の関心を高めている模様だ。「天候異変」をきかっけに、分散投資対象としての魅力の高さが再認識されていることが、投機マネーの商品回帰とも言える動きをもたらしている。… … …(記事全文4,525文字)
