□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月19日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油価格の高騰が続いています。寒波という表面的な動きばかりが注目されがちですが、この問題の底流にはもう少し深刻な問題が存在しています。短期的には天気予報次第の相場環境となりますが、幾つかのデータから現状を正確に把握してみようと思います(3,609文字)。 =================================== 2008年の原油価格高騰局面との共通項、IEAが2ヶ月連続で警告したこと =================================== <原油価格は4ヶ月ぶりの高値更新> NYMEX原油先物相場は2月18日の取引で一時1バレル=103.25ドルに達し、昨年10月10日以来の高値を更新した。今年は、年初から「石油需給は弱い」とのよく根拠が分からない分析を背景に1月9日の取引では91.24ドルまで下落していたが、そこから最大で12.01ドル(13.2%)もの急騰地合を形成している。 相場上昇の原動力が、北米の異常な寒波であることは間違いない。南部のフロリダなどでは漸く氷点下を脱しつつあるが、中部から北部にかけては北極圏から冷たい寒気が流れ込む構図が維持されており、月末にかけて寒波・豪雪が続くとの予報になっている。… … …(記事全文4,570文字)
