□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月14日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。ドル建て金価格は1,300ドルの大台に乗せましたが、金価格を決定している要因を改めて解説します。従来から指摘しているロジックに変化はありませんが、最新のデータでどのような事態にどのような価格を想定しておけば良いのか、見取り図を提示します。また、バリック・ゴールドの決算報告から、最新の産金コスト環境についても紹介します。一般的な理解とは、やや異なる数値が出てきています(3,970文字)。 =================================== バリックの決算から分かったこと ~産金コスト1,200ドル説に疑問~ =================================== <原油価格が決定する金価格の戻り目処> COMEX金先物相場は2月13日の取引で前日比+5.10ドルの1オンス=1,300.10ドルとなり、終値ベースでは昨年11月7日以来となる1,300ドル台回復となった。今年のスタートが1,204.50ドルであり、アジアタイムの時間外取引ではついに年初から100ドルを超える上昇幅を達成している。 メディアでは様々な要因が指摘されており、筆者も各種メディアの取材対応でコメントしているが、機軸部分にあるのはやはり原油価格の高騰だ。余りに単純過ぎるロジックで社内でさえも説得に苦労するが、原油高とのバランス修整の動きが金価格を押し上げているのが現実である。… … …(記事全文5,110文字)
