□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月13日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。WTI原油は今年に入って初となる100ドルの大台に乗せていますが、そのロジックを読み解きます。市況解説では「寒波」の一言で片付けられてしまいますが、冷静に需給データを読み解いていきましょう。また、中国の1月貿易統計、OPEC2月月報などからも、注目ポイントを紹介します。色々と、一般的な理解とは違うデータが出てきている興味深い局面になっています(4,326文字)。 =================================== 米寒波報道で注目度は低いが、WTI原油高を演出した影の主役が存在する =================================== <中国の1月原油輸入量は過去最高を更新> 中国税関が2月12日に発表した1月貿易統計によると、輸入は前年同月比+10.0%(市場予測は+4.0%)、輸出は+10.6%(同+0.1%)に達した。理財商品の償還問題などに絡んだ景気減速懸念を払拭するに足る数値になっており、リスクマーケットでは一応はポジティブな評価が優勢になっている。 輸出に関しては、インボイス(貿易納品書)の水増し疑惑があり、額面通りに受け取る向きは少ない。二桁の伸びは春節(旧正月)といった季節要因による変動を考慮に入れても「おかしい」とみる向きが多い。… … …(記事全文5,532文字)
