□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月10日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。2月7日に発表された1月米雇用統計の評価と、それが金価格に対してどのような意味を持つのかを解説します。結論としては、リスク資産にとっては絶妙の「悪さ」だったと評価していますが、そのロジックを紹介した上で、金価格に対する影響を考察します(3,801文字)。 =================================== リスクマーケットに神風か? 絶妙の「悪さ」だった2月米雇用統計 =================================== <雇用統計は悪くて良かった?> 2月7日に発表された1月米雇用統計は、期待外れの低調な内容になった。注目度の高い非農業部門就業者数は前月比+11.3万人となり、市場予測の+18.0万人を大きく下回っている。前月分は速報の+7.4万人から+7.5万人まで上方修正されているが、それでも2ヶ月連続で雇用者数の伸びに急激なブレーキが掛かっていることは否めない状況になっている。 昨年は10月が+23.7万人、11月が+27.4万人と2ヶ月連続で20万人以上の雇用を創出していたが、これで過去2ヶ月の平均は+9.4万人であり、極めて単純化すれば時速100kmのスピードで高速道路を快適に走っていたのが、急に一般道に入って速度を37kmまで落としたような状態になる。… … …(記事全文4,862文字)
