□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年02月07日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。天然ゴム相場の急落が続いていますが、本日は突然にサーキット・ブレーカーを発動する急反発になるなど、不安定な値動きになっています。こうした天然ゴム相場の急落に関しては、新興国経済・市場の先行き不透明感に原因を求める向きが多いようですが、実際の所はそのような議論は重要ではありません。ゴム相場の上昇シナリオ、下落シナリオを冷静に検証してみましょう(3,503文字)。 =================================== 天然ゴム相場は急落するも、新興国のタイヤ需要に対する懸念ではない =================================== <年初から20%強の急落に> 年初から天然ゴム相場が急落している。昨年12月は期先で1キログラム=270~290円をコアとしたレンジで揉み合う展開になっていたが、1月末時点では227.70円まで急落し、更に2月6日の取引では一時210.00円まで値位置を切り下げて2012年8月16日以来の安値を更新している。昨年末の274.60円からの1ヶ月強で最大64.60円(23.5%)もの急落になっており、明らかにパニック気味の相場展開になっている。 中期トレンドとして現在のゴム相場の値位置を評価すると、11年2月の535.70円をピークに一貫してダウントレンドを形成している。12年後半以降は急激な円安による円建て資産価格に対する上昇圧力を背景に200円の節目で支持を確認したが、それでも相場を押し上げるにはいたらず、リーマン・ショック直後にみられた100円台突入も現実的なシナリオになり始めている。… … …(記事全文4,605文字)
