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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

「リスクオフの退避資金流入で金価格が上昇」との解説は本当か?

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□            小菅努のコモディティ分析        ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年01月30日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金価格の短期トレンドを中心に解説します。1月上旬と中旬の金価格上昇のロジックにどのような違いがあるのか、金市場から見たFOMCの考え方、香港の金通関統計の評価などになります。リスクオフの風の中で金価格は上昇していますが、メディアで報じられている一般的な見方に疑問を投げ掛けます(4,101文字)。 ===================================  「リスクオフの退避資金流入で金価格が上昇」との解説は本当か? =================================== <安全資産として金が買われたという共同幻想> COMEX金先物相場は、昨年末の1オンス=1,202.30ドルに対して、足元では1,250~1,280ドルのレンジまで値位置を切り上げている。年明け後のポジション調整に伴うファンド買いは一服しているが、その後も新興国経済・市場発のリスク回避の風がグローバルマーケットに吹き荒れる中、「安全資産」の観点から金相場は底固く推移している。 同じく「安全資産」のカテゴリーにある米国債に対しても退避資金の流入が活発化しており、米10年債利回りは昨年末の3.028%に対して、1月29日には2.677%まで低下し、昨年11月中旬以来の低水準に達している。
… … …(記事全文5,099文字)
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