□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年01月24日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。年初からゴム相場の急落傾向が続いています。原油価格は底打ちの兆候を見せていますが、こうした中でもゴム相場のダウントレンドに修正を迫る状況には至っていません。国内では為替相場の要因が大きいために天然ゴム需給の実勢に関しては誤った言説が多く見受けられますが、今回は上海ゴムと東京ゴム相場を比較しながら、純粋に天然ゴム需給が有しているパワーを検証してみます(3,350文字)。 =================================== 円安効果で隠されたゴムの実勢を見極める、上海ゴムと東京ゴムの違い =================================== <ゴム相場の急騰と急落から見えてくること> 年初から東京ゴム相場の急落傾向が続いている。昨年12月16日には1kg=287.90円に達して300円台回復は時間の問題との声も聞かれたが、年初の1月6日の取引で前日比-11.80円の262.80円と急落し、その後は約3週間にわたって下値切り下げ傾向が維持されている。本稿執筆時点では240円台前半まで更に価格水準を切り下げており、昨年8月上旬以来の安値を更新している。 この相場を読み解く鍵は幾つか存在するが、最も強調しておきたいことは、「天然ゴム相場は円安の支援がなければ上昇は難しい」ことである。… … …(記事全文4,395文字)
