□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年01月21日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。年初から急落していた原油相場ですが、足元では漸く下げ渋りの兆候を見せています。原油価格が急反落した背景には、主に地政学的環境からの分析が行われているようですが、当レポートでは若干違う角度から現在の原油相場を見ています。イランやリビア情勢の考え方、年初からの原油相場急落の内部要因分析など、原油価格を取り巻く最新事情をアップデートします(3,950文字)。 =================================== イランがウラン濃縮活動の制限に着手するも、原油価格の急落は一服か? =================================== <原油相場の下値不安は後退気味> 2014年は急落スタートとなった原油相場であるが、足元では再び落ち着きを取り戻し始めている。本格的な戻り圧力こそ見られないが、パニック的な急落地合には一服感が浮上し始めており、改めて需給均衡点を模索するステージにシフトしている。 NYMEX原油先物相場は、昨年12月27日の1バレル=100.75ドルをピークに1月9日の取引では一時91.24ドルまで、最大で9.51ドル(9.4%)の急落地合を形成した。しかし、その後は95ドルの節目を窺う動きを見せるなど、総じて緩やかな戻り歩調を形成している。まだ戻り率としては38.9%に留まっており、自立反発の可能性も否定できない。ただ、取組高などの大きな変動は確認できず、落ち着きを取り戻しつつある。… … …(記事全文4,975文字)
