□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年01月17日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。OPEC1月月報の解説です。OPECがどのような需給データを想定しており、そこからOPECが論理的にはどのように動くべきなのかを解説します。昨年同様に今年もOPECの産油政策が極めて重要と考えていますが、具体的な数値を提示しながら、2014年の原油価格動向についてメインシナリオを提示します。これを前提に、突発的な供給トラブルや、需要見通しなどの変化を織り込んで、価格見通しを維持・修整していく流れになります(3,395文字)。 =================================== OPEC月報から考える2014年の原油相場、メインシナリオの構築方法 =================================== <2014年のOPEC産原油需要は前年比-37万バレル予測> 石油輸出国機構(OPEC)は1月16日、最新の月報(Montly Oil Market Report)を発表した。ここで示される数値はOPEC産油政策の基礎資料になるものであり、今後のOPECの産油量がどのようなトレンドを形成するのかを予測する際に重視される。 今月はA4版で99項にもわたる大部のレポートになるが、原油市場関係者がまず最初に注目するのは、1)OPECがどのような需要環境を想定しているのか、2)OPEC非加盟国の産油量をどの程度のレベルで想定しているのか、3)それに応じてOPECはどの程度の原油生産を行えば適正なのか、の三点になる。同レポートから一応の需給均衡点が見出せるため、それに向けて現在のOPECの産油量は過剰なのか不足なのか、今後は増産が必要なのか減産が必要なのかを見極めることになる。… … …(記事全文4,617文字)
