□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年01月16日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金価格の短期分析です。年初からの金価格変動のロジックを確認した上で、今後の金価格動向を検証します。先週発表された12月米雇用統計が金価格に及ぼす影響、現物需要動向など、最近話題のトピックを網羅的に取り上げます(4,144文字)。 =================================== 中国の金需要1,000トン台乗せ、米雇用統計悪化でも、厳しい金価格環境 =================================== <米雇用統計を受けての金買いは続かない> 1月前半のドル建て金相場は、総じて戻りを試す展開になった。昨年第4四半期は、米量的緩和の規模縮小を巡る思惑から強力な売り圧力に晒され、年末12月31日の取引では1オンス=1,181.40ドルまで値位置を切り下げていた。6月28日の安値1,179.40ドルには届かずに2013年の年間安値を更新することには失敗したが、マーケットの一部で広がり始めていた金価格の底打ち議論に強く疑問を投げ掛ける相場展開となり、2014年の金価格動向にも下値不安を持ち越すことが強く示唆された。 しかし実際のCOMEX金先物相場は、1月13日の取引で一時1,255.30ドルに達するなど、年初の1,204.50ドルから概ね50ドル幅(4.0%)の反発になっている。これは、昨年12月12日以来となる約1ヶ月ぶりの高値を更新したことを意味する。… … …(記事全文5,198文字)
