□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2014年01月10日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。年初からのICEソフトマーケットでは、コーヒー価格が急反発する一方で、砂糖相場が安値更新の動きを再び強めています。両マーケットの値動きが正反対の方向を向いている構図を、解説します。需給理論に基づく供給曲線のシフトが発生しているマーケットと発生していないマーケットとの違いになります。また、FAOの2013年食糧価格指数についてもポイントを解説します(3,278文字)。 =================================== 価格低迷に反旗を翻したコーヒー農家 、未だ増産意欲が衰えない砂糖農家 =================================== <ブラジルの減産リスク浮上で、コーヒー価格が反発> コーヒー豆の国際価格が上昇している。国際指標となるICEコーヒー先物相場は、1ポンド=120セント水準での取引になっており、昨年8月19日以来となる約4ヶ月半ぶりの高値を更新している。 世界のコーヒー需給バランスは2012/13年度、13/14年度と2年連続の供給超過状態になっており、足元のコーヒー需給が逼迫化している訳ではない。実際に国際コーヒー機関(ICO)は1月9日に発表した最新の月報(Monthly Coffee Market Report)において、「2011年のコーヒー価格高騰を受けて生産者の投資が促され生産が拡大したこと受けて、需要を供給が上回っている」、「短期的にはコーヒー価格に対する下押し圧力は継続しそうだ」との弱気の価格見通しを再確認している。… … …(記事全文4,430文字)
