□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年12月25日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。12月入りしてから完全なボックス相場と化している大豆相場について解説します。11月に急伸したシカゴ大豆相場が12月に入ってから伸び悩んでいる理由、年明け後の相場展望について検証してみます。鍵を握るのは米国産の輸出状況と南米産の生産環境の二つですが、それぞれの最新状況や今後の相場展望を考える上でのポイントを指摘します(3,282文字)。 =================================== 高止まりする大豆相場の考え方、米国産の輸出と南米産の生産を中心に =================================== 12月のシカゴ大豆先物相場は、1Bu=1,300~1,350セントのボックス相場と化しており、明確な方向性を打ち出せていない。 11月の大豆相場は、米国産の新穀に対する海外からの旺盛な需要を背景に地合を引き締めた。特に世界最大の大豆消費国である中国が収穫直後の在庫を積極的に買い付けたことで、ハーベスト・プレッシャーがほぼ完全に相殺され、需要サイドからの需給引き締め圧力が現物市場主導の上昇相場を促した。 こうした良好な需要環境は12月に入ってからも総じて維持されているが、足元では更に上値を試すことに慎重ムードが強くなっており、1,350セントが抵抗線として機能し始めている。ファンドの押し目買い基調は維持されているが、それと同時に戻りを積極的に売り込む動きも強くなっており、ピークアウトを見据えたポジション取りが活発化していると言えるだろう。… … …(記事全文4,421文字)
