□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年12月18日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。改めて、中国で米国産トウモロコシから未承認遺伝子組み換えトウモロコシの混合が確認された問題について解説します。現在はどの程度の荷が陸揚げを拒否されているのか、米国産トウモロコシ輸出にはどのような影響が生じているのか、米中政府の対応などについて、最新状況を報告します。また、エタノール使用義務問題についても新たな展開が見られましたので、最新動向を確認してみましょう(3,977文字)。 =================================== 中国の未承認GMコーンを巡る混乱続く、米国は逆切れ気味の対応に =================================== 米農務省(USDA)が12月需給報告(WASDE)を発表してから1週間が経過したが、シカゴ穀物相場は全般的に静かな値動きに留まっている。 世界期末在庫見通しが大幅に引き上げられた小麦相場の軟調地合が目立つも、トウモロコシと大豆相場に関しては、特に目立った動きはみられない。ややトウモロコシ安・大豆高傾向が強くなっているが、12月は総じてボックス気味の相場展開が続いているおり、明確な方向性を打ち出せていない。 ただ、大豆相場とトウモロコシ相場の比価(=大豆÷トウモロコシ)は年初来高値を更新している。9~10月にかけては2.8~3.0倍のレンジで推移していたが、11月以降はほぼ一貫して比価の上昇が確認されている。直近の12月17日時点では3.16倍に達している。今年は作付け期からほぼ一貫して大豆相場優位で展開してきたが、その傾向には変化が見られず、トウモロコシ売り・大豆買いの裁定取引は引き続き有効に機能している。… … …(記事全文5,115文字)
