□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年12月13日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。東京ゴム相場が約3ヶ月ぶりの上昇圧力に晒されています。非鉄金属相場や海運市況の高騰などからはゴム価格の上昇は必然的のようにも見えますが、現在のゴム相場でどのような動きが発生しているのかを解説します。タイトルにあるように円安の影響が大きいと考えていますが、円相場と東京ゴム相場の関係、現在の円相場の環境、最近のゴム需給動向などについて検証します(3,364文字)。 =================================== 天然ゴム価格の上昇は円安要因が90%、需給は依然として上昇を支持せず =================================== 東京ゴム先物相場は、約2ヶ月半ぶりの高値を更新する展開になっている。11月のゴムは1kg=260円前後で方向性を欠く展開になっていたが、本日の取引では280円台中盤~後半まで値位置を切り上げている。これは9月20日以来の高値を更新したことを意味し、ゴム市場に対して久しぶりに買い圧力が強くなっていることが確認できる。 取組高をみても、11月末の2万5,384枚に対して、12月12日時点では2万8,326枚と、9営業日で11.6%の急増となっている。出来高は相変わらず1万枚を下回る営業日が目立ち、必ずしも取引が活発化しているとは言えない。しかし、これまで膠着相場で身動きが取れなくなっていた向きが、再び動き始めているのは明らかだろう。… … …(記事全文4,533文字)
