□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年12月04日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シカゴトウモロコシ相場は概ね横ばい状態になっていますが、今月に入ってから中国において米国産トウモロコシを巡る大きなトラブルが報告されています。マーケットはまだその評価に迷って判断を下せていませんが、最新状況やこの問題の考え方、米国における遺伝子組み換え技術の普及状況などについて解説します(3,420文字)。 =================================== 中国で、米国産トウモロコシから未承認の遺伝子組換品種が発見される =================================== 12月3日、中国検疫当局が米国から輸入したトウモロコシの船舶貨物から、中国では承認されていない遺伝子組み換え品種を検出したことが明らかになった。 11月末から中国の港湾において米国産トウモロコシの受け取りを巡る混乱が報告されており、米国産穀物に何らかのトラブルが発生している可能性が指摘されていた。恐らく遺伝子組み換え品種の混合問題と噂されていたが、こうした噂がほぼ確定されてきた訳だ。 当局からの公式なプレス発表はまだ行われていないが、現地筋によると福建省における1カーゴ=5万5,000~6万トンのサンプル調査で、未承認の「MIR162」が検出されたと報告されている。他にも、深センで1,225トン分のコンテナ49個からも同じく「MIR162」の検出が行われており、米国産トウモロコシが中国の港湾で輸入許可が下りない状況となっている。… … …(記事全文4,433文字)
