□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年8月2日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ相場の現状と展望です。表題に書いた通りに南アフリカでは供給トラブルに発展しかねない不穏な動きが報告されていますが、マーケットの関心は高まっていません。当面は金価格との連動性を重視せざるを得ない状況ですが、最近のプラチナ相場動向について解説します。また、今晩の米雇用統計に絡んで「ジブリの法則」についても簡単にコメントしています(3,056文字)。 =================================== プラチナ鉱山で再び殺人事件発生も、金価格との連動性がより重視される =================================== 先週、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記者から、「ジブリの法則」について2度にわたって電話取材を受けた。本日(8月2日)、日本テレビ系列の金曜ロードSHOWでジブリ映画「天空の城ラピュタ」が放映されるが、ジブリ映画「放映後の東京市場で株・為替相場が大荒れになる」(WSJ)というマーケットに広がる陰謀論的な噂について、筆者が7月6日付けのYahoo!ニュースに寄稿したレポート『「ジブリの法則」という金融市場の都市伝説』を見ての取材だったようだ。 結論としては、過去15年程のデータを検証してみたものの、ドル/円相場、日経平均株価ともに大きな影響は確認できなかった。「天空の城ラピュタ」には滅びの呪文「バルス」があることで暴落イメージもつながり易いが、実際には過去13回ある同映画の放映日前後の価格変動率は、放映日以外の価格変動率と比較して、特に際立った特徴は確認できなかった。視聴率など他の変数を加えた分析も行ってみたが、あくまでも噂は噂であり、都市伝説は都市伝説だったようだ。… … …(記事全文4,241文字)
