□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年7月9日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。南アフリカで再びストライキが発生しました。これを受けてプラチナ価格は一応上昇していますが、何がストライキの発生を促し、どのようなリスクが想定されるのか、こうしたストライキの背景、今後のプラチナ価格への影響、投資戦略の考え方などについて、網羅的に解説します(3,325文字)。 =================================== アムプラッツで再び山猫スト発生、プラチナ相場の投資戦略を考える =================================== 7月8日、南アフリカのプラチナ生産最大手アングロ・アメリカン・プラチナ(アムプラッツ)の鉱区でストライキが発生した。会社発表によるとストライキが発生したのはThembelani鉱区とKhuseleka1鉱区の2箇所であり、5,600人の労働者が地下坑道に入坑することを拒否している。 今回、ストライキに参加したのは鉱山労働者・建設組合(AMCU)系の労働者とされているが、特にAMCUが具体的な指揮・命令を出している訳ではなく、現地で鉱山労働者が勝手に暴走している模様だ。いわゆる山猫ストライキ(Wildcat strike)であり、最近の南アフリカの鉱山ストライキでは、こうした労組の意向と関係なく労働者が暴走する傾向が目立つ。アムプラッツ側は違法ストライキとして早期収束を呼びかけているが、本稿執筆時点(日本時間7月9日午前10時)時点では、スト解消に向けての具体的な動きなどは確認できていない。… … …(記事全文4,430文字)
