□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年7月6日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ価格は安値低迷状態が続いていますが、投資環境とファンダメンタルズの双方から現状と今後の展望を読み解きます。金価格との関係、南アフリカのプラチナ産業の最新状況、投機マネーの動向などについての解説になります(3,570文字)。 =================================== AMCUは鉱山業界安定化に向けての合意文書への署名拒否 =================================== NYMEXプラチナ先物相場は、6月7日の1,539.20ドルを戻り高値に同28日には一時1,296.00ドルまで急落し、2009年10月以来の安値を更新した。6月18~19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米金融政策環境の正常化を見据えて金価格が急落する中、プラチナ相場も連れ安した形になっている。 特にプラチナ相場が金相場につれ安する必要性はないものの、金市場でファンドの売り攻勢が強まる中、プラチナ市場でも一部ファンドが売り圧力を強めている。米商品先物取引協会(CFTC)の建玉報告(COTレポート)によると、6月25日時点で大口投機筋のネットロング(買い越し)は2万1,873枚となっているが、これは前週の2万5,702枚から3,829枚の減少となる。買い玉が前週比-1,754枚の4万1,0156枚と手仕舞い売りが進む一方、売り玉は同+2,075枚の1万9,142枚と2週連続で増加しており、典型的な下げ相場型のポジション動向になっている。金市場で見られるような大きな売り圧力は観測されていないが、短期筋の売り攻勢に買い方ファンドが白旗を上げて、損益確定を進めているのが現状である。… … …(記事全文4,640文字)
