□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年7月2日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。原油相場が高止まりしていますが、ここにきてブレント原油とWTI原油のスプレッドに対して急激な縮小圧力が観測されています。これまで国際原油指標に対して弱含みに推移してきたWTI原油が、安値是正に向かっていることが確認できます。シェール革命の震源地であるWTI原油需給に何が起きているのか、それが他油種にどのような影響を及ぼしているのかなど、原油供給の流れを確認してみたいと思います(3,895文字)。 =================================== 北米のシェール革命で、欧州のブレント原油価格の上値が抑えられる論理 =================================== NYMEX原油先物相場は、6月24日の92.67ドルをボトムに、7月1日終値では98.28ドルまで値位置を切り上げている。6月20日以来、10日ぶりの高値であり、6月19日の年初来高値(99.21ドル)更新も現実的なターゲットになり始めている。 4月中旬には、金価格の急落と連動して一時85.90ドルまでの急落地合を形成していたが、その後は約2ヶ月半にわたって90ドル台を維持しており、ドル高というドル建て原油価格に対して強力な逆風が吹き荒れる相場環境においても、高値を維持するだけのエネルギーがあることが明確に確認できる。… … …(記事全文5,002文字)
