□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月27日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金価格の急落傾向が加速し、約2年10ヶ月ぶりの安値を更新しています。改めて金急落の理由を読み解いた上で、急落相場が下げ止まるシナリオの検証を行います。特に、表題に書いた通りに生産コスト割れが新たなテーマとして浮上し易い相場環境ですが、主要産金会社の生産コストなども紹介します(3,237文字)。 =================================== 金価格、ついに生産コスト割れの世界へ突入 =================================== COMEX金先物相場は6月20日の取引で1,300ドルの大台を割り込んだが、26日終値は1,229.80ドルまで切り下がっており、早くも1,200ドル割れのリスクが警戒される状況になっている。同日の安値は1,221.00ドルに達しており、2010年8月以来の安値更新となる。 米連邦準備制度理事会(FRB)が6,000億ドルの資産購入を行う量的緩和第2弾(QE2)の展開を始めたのが10年11月であり、現在の金価格はQE3の縮小・停止を大きく乗り越えて、QE3とQE2で購入された資産売却の完了までも織り込んだ状況にある。… … …(記事全文4,316文字)
