□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月26日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ相場は軟調地合が続いています。主な要因はドル高と金価格の軟調地合ですが、その一方で専門家は強気の相場見通しを維持しています。そのギャップがどのような投機マネーの動きを招いているのか、どのような投資スタンスで臨むべきなのか、最新の南アフリカ情勢などについて解説します(3,253文字)。 =================================== NUMが金・石炭鉱山会社に60%の賃上げ要求、プラチナ鉱山株は急落へ =================================== NYMEXプラチナ先物相場は、2009年11月以来の安値を更新している。価格連動性のある金相場の軟調地合にブレーキが掛からない中、プラチナ市場に対しても投機売り圧力が強くなっている。もっとも、出来高が急増している一方で取組高には殆ど変化がみられず(寧ろ減少傾向)、基本的には短期筋主体の投機色が強い値動きと評価している。プラチナのファンダメンタルズに関して特に目新しい材料が見当たらない中、金価格下落の一点を以って仕掛け的な売り圧力が強くなっていることが窺える。 一応の理論的な根拠も示すと、やはりドル高の影響は大きい。6月18~19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策変更は見送られているが、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が現行の量的緩和政策第3弾(QE3)の縮小・停止スケジュールについて、かなり踏み込んだ発言を行ったことが、ドルに対してポジティブ、ドル建て金相場に対してネガティブに機能している。… … …(記事全文4,328文字)
