□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月25日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。シカゴ穀物市場は、作付けと受粉期という天候相場の第一幕を終えつつありますが、その間隙を縫ってドル高や中国経済原則懸念の影響を強く受けています。穀物市場における中国経済の位置付けについて確認した上で、改めて旧穀・新穀相場の現状と今後の展望を検証します(3,738文字)。 =================================== 中国経済の動向が穀物市場にも波及、産地では作付けシーズン終了へ =================================== コモディティ市況全体が調整ムードを強める中、シカゴ穀物相場も総じて買い玉整理の動きに下押しされている。特に需給環境に大きな変化が見られる訳ではないが、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の急激な金利上昇・ドル高に加えて、中国の流動性供給問題が浮上していることが、穀物市場においてもファンドの手仕舞い売りを誘っている模様だ。 特に、ここにきて大きな問題になっているのが前日の原油レポートでも指摘した中国リスクである。シャドーバンキング(影の銀行)という人民銀行(中央銀行)の流動性コントロールが効かない非公式の金融部門拡大に危機感を強めた当局が、金融システムの正常化を目指して大規模な流動性供給に踏み切ったことが確認されている。… … …(記事全文4,837文字)
