□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月24日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。FOMC後は金価格の急落につられるように、原油価格も急落しました。何がネガティブ材料と評価されるのかを読み解いた上で、今後の相場動向を考える上でのポイントを解説します。また、余り原油市況で取り上げられなくなってきたシリアの最新情勢などについても、簡単にレポートします(3,319文字)。 =================================== ドル高、中国の流動性問題浮上で、調整色が強まる原油相場の行方 =================================== NYMEX原油先物相場は、6月19日の取引で一時99.21ドルまで上値を切り上げ、年初来高値を更新した。原油需給見通しに修正を迫るような特段の材料が見当たらない中、シリア情勢を筆頭とした地政学的リスクの高まりを背景に、短期筋のショートカバーが進んだ結果である。新規で買いポジションを構築する動きも強まり、昨年9月14日以来の100ドル台回復も現実的なターゲットに入った。 しかし、18~19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後には急落地合に転じている。20日は前日比-3.34ドルの95.14ドル、21日は同-1.45ドルの93.69ドルとなっており、6月4日以来の安値を更新している。米金融緩和政策の「出口」を巡る思惑が、原油価格に対してネガティブに機能した結果である。… … …(記事全文4,327文字)
