□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月20日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。FOMCの解説とそれが金相場見通しに及ぼす影響です。FOMCは声明文レベルでは大きな修正はありませんでしたが、バーナンキFRB議長の記者会見での発言は多くの市場関係者が想定していたよりもかなり踏み込んだ内容になっています。これで今後の米金融政策はどのように展開されるのか、その見通しが修正されるとすればどのような事態になるのかが、より明確に予測することができるようになっています。基本的には、当メルマガで指摘してきた通りの流れですが、もう少し詳細な見取り図を提供します。(3,784文字)。 =================================== FOMCで米金融政策の不確実性を払拭、金相場の戻り売り基調を再確認 =================================== COMEX金先物相場は5月20日以来、約1ヶ月ぶりに1,350ドルの節目を割り込む展開になっている。これまで株安やドル安局面でも投機筋の買いが入らなかったことで地合の弱さは確認されていたが、6月18~19日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、少なくとも金融政策要因から再び金相場が買われるシナリオがほぼ消滅していることが、強力な上値圧迫要因になっている。 事前のマーケットでは、米連邦準備制度理事会(FRB)がどこまで現行の金融緩和政策の規模縮小に踏み込んだ動きを見せるのかが注目されていた。既に5月22日の議会証言において、バーナンキFRB議長は「今後数回の会合で債券購入のペース減速を決定することもあり得る」と指摘していたが、出口戦略についてより詳細な見取り図が示された形になっている。すなわち、予想されていたよりも「タカ派」の結果になっており、それが米金利上昇・ドル高・金相場下落圧力に直結している。… … …(記事全文5,020文字)
