□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月11日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ市場では「南アフリカの労働トラブルに対する警戒感」と簡単に言われますが、実際に現地ではどのような動きが発生しており、何が話題になっているのかを解説します。当面の舞台はロンミンになる見通しですが、前週に続いて最新の情報を報告します。金・プラチナ価格のスプレッドなどについても、簡単に言及しています(3,504文字)。 =================================== プラチナ供給の最前線、2件目の殺人事件と佳境に差し掛かる労使交渉 =================================== NYMEXプラチナ先物相場は、6月7日の取引で一時1,539.20ドルまで上値を切り上げ、4月11日以来の高値を更新した。4月中旬の12、15、16日に金相場が3営業日累計で200ドル超の急落相場を演じる前の価格水準を回復した形であり、安値低迷状態が続く金相場との比較では、相対的な地合の強さが目立つ状況にある。値位置としては必ずしも高値とは言えないが、金価格主導で形成された安値が、プラチナそのもののファンダメンタルズによって否定されたことを象徴する値動きと評価している。 金とプラチナは、宝飾需要や鉱山生産の一部を除くと需給動向に連動性が存在する訳ではなく、特に両市場の価格トレンドが一致する必要性はない。ただ、同じ貴金属市場(CMEだとMetals)にカテゴリーされる関係で、両市場の参加者は共通する部分も多く、価格連動性を完全に断ち切るのは難しい情勢にある。… … …(記事全文4,611文字)
