□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年6月6日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。引き続き不安定なリスク投資環境が続いていますが、投機資金全体の流れを把握した上で、原油相場の現状分析を行います。OPEC総会は余り大きな話題にならず、原油需給よりも外部環境が重視された相場環境になっていますが、原油価格の決定要因を検証します。また、ブレント原油とWTI原油のスプレッド縮小傾向に歯止めが掛かっている事情についても解説します(3,885文字)。 =================================== リスク資産を売りたい投機家が多い中、原油相場の現状と展望を考える =================================== NYMEX原油先物相場は、90ドル台前半から中盤で方向性に乏しい展開が続いている。 世界的に株式市場が調整色を強める中、原油相場においても調整圧力が強くなっている。リスク投資環境の地合悪化を受けて、高利回り資産を志向する流れに一服感が浮上する中、短期筋のポジション調整が活発化しているためだ。株式や資源国・高金利通貨、コモディティ市場などから資金を引き揚げ、替わりに円や債券市場に資金を振り向けて、まずは投資環境が沈静化に向かうのを待ちたいとするムードが強い。… … …(記事全文4,942文字)
