□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年5月30日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。5月中旬以降のシカゴ穀物相場は、総じて堅調に推移しています。5月中旬の好天で作付け作業は急ピッチに消化されましたが、それにもかかわらず穀物相場に買いが入っている理由は何でしょうか。旧穀と新穀に分けて、マーケットが何を警戒しているのかを読み解きます。短期間で状況が一変する可能性があるマーケットですが、テーマが明確に把握できていれば、調整リスクへの対応も容易になるでしょう(3,294文字)。 =================================== 再び高騰し始めたシカゴ大豆、市場関係者が警戒していることは何か? =================================== シカゴ穀物相場は、旧穀(2012/13年度)が需給相場、新穀(13/14年度)が天候相場とテーマが交錯し、現状分析・展望ともに難しい時期を迎えている。特に、今年度は旧穀と新穀需給見通しが正反対の方向を向いていることで、旧穀・新穀一方の需給見通しのみでは解説できない動きも見られるなど、旧穀と新穀、トウモロコシと大豆という4区分で考える必要が高まっている。 さて、こうしたシカゴ穀物相場であるが、5月中旬以降は旧穀限月を中心に強含みの展開が目立つ。例えば、CBOT大豆7月限は、5月上旬が1,375~1,425セント水準で揉み合う展開だったのに対して、足元では1,500セント台確立を試す展開になっている。5月23日には一時1,546.75セントまで上値を切り上げているが、これは同限月としては昨年9月20日以来の高値になる。… … …(記事全文4,582文字)
