□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年5月29日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。31日にOPEC総会が控える中、OPEC加盟国の最近動向を解説します。また、そこでの議論を通じて年後半の需給見通し、相場展望などについてもあわせて解説します。株価やドル相場次第の不安定な値動きが続いていますが、株価急伸局面でも原油相場のトレンド形成が困難な理由を考えてみましょう(3,174文字)。 =================================== サウジアラビアがグレートな需要環境を報告するも、動きづらい原油相場 =================================== 5月31日にはウィーンで石油輸出国機構(OPEC)の第163回定例総会が開催されるが、現在の原油市場では殆ど注目されていない。 テーマとしては、中国など新興国経済(=石油需要)の弱さ、北米のサンドやシェールと言ったタイトオイル増産への対応、イラン産原油に対する経済制裁への影響など、様々な論点がある。しかし、OPECバスケット価格が100ドル近辺の高値水準を維持する中、敢えて日量3,000万バレルの生産目標を大きく変更するとは考えづらく、少なくとも産油政策が大きく修正を迫られる可能性は低いとの安心感があるためだ。… … …(記事全文4,168文字)
