□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年5月17日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。ドル建て金相場の地合が再び悪化しています。これまでは現物需要に支えられる形で持ち直していましたが、何が金相場を改めて押し下げているのでしょうか。需給動向を中心に、金相場の現状と展望を検証します。また、WGCが発表した1~3月期の金需給動向についても、簡単にコメントします。過去のデータですが、それが今後の金需給を考える際に持つ意味について解説します(3,065文字)。 =================================== 1~3月期の金需要は9年ぶりの低水準に、価格低下も現物対応が遅れる =================================== ドル建て金相場は改めて戻り売り優勢の展開になっている。 COMEX金先物相場は、4月16日の1,321.50ドルをボトムに、5月3日高値1,487.20ドルまで、最大で165.70ドルもの急伸地合を形成した。4月中旬には3営業日で200ドルを超えるパニック的な急落地合が形成されたが、同水準では現物筋が積極的に安値拾いの買いを入れたことで、「当面のボトムは確認した」との見方が投機筋にショートカバーや押し目買いを誘った結果である。金市場の投資環境そのものには特に目立った改善傾向が見られなかったが、「投機売り」を「現物買い」が吸収できるとの見方が、安値是正の動きに直結した。… … …(記事全文4,216文字)
