□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年5月2日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。FOMCを受けての金相場の解説です。今回はFOMC声明文のトーンに微妙な変化がありましたが、3月の前回FOMC声明文との違い、その違いが意味すること、金相場見通しへの影響などについて検証します(3,022文字)。 =================================== FOMC声明文の微妙な変化、金市場は反応せずとも警戒は必要 =================================== 今年3回目の米連邦公開市場委員会(FOMC)が4月30日~5月1日の日程で終了したが、結果的にはドル建て金価格を10ドル程度押し上げたのに留まっており、新たなトレンドの形成を促すような大きな材料としては評価されていない。 FOMC声明文の発表前にクローズした5月1日のCOMEX金先物相場は、前日比-25.90ドルの1,446.20ドルと急反落していた。一応は、原油安の影響などを指摘することが可能であるが、主因はFOMC声明文に対する警戒感だったとみるのが妥当だろう。すなわち、現行の量的緩和第3弾(QE3)の修正をイメージさせるような動きが見られることで、金市場が改めて異例な緩和政策が「正常化」に向かうリスクが、最近の戻り歩調にブレーキを掛けた可能性が高い。… … …(記事全文3,915文字)
