□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年5月7日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。金価格の現状分析と展望です。需給動向、各種投資指標などから金価格の現状分析を行います。米欧の金融政策会合、米雇用統計と重要イベントが続きましたが、これらが今後の金価格動向にどのような影響を及ぼすのかを考察してみましょう(3,935文字)。 =================================== 金価格の主要指標から現行価格を再評価、米雇用統計後の金価格を考える =================================== COMEX金先物相場は、1,450~1,490ドルをコアとした比較的広いレンジでボックス相場化し始めている。4月16日安値1,321.50ドルをボトムに5月3日には1,487.20ドルまで 、約3週間で最大165.70ドルもの急伸地合を形成した。ただ、1,500ドルの節目を前に足踏み状態が続いており、1,400ドル台後半の価格水準に居心地の良さを感じている向きが多いことが窺える。 4月上旬のレンジ(1,550~1,600ドル)は大きく下回っており、依然として金相場を改めて買い進むことには慎重な向きが多いことが窺える。米商品先物取引委員会(CFTC)が5月3日に発表した建玉報告をみても、大口投機筋のポジションは買いが前週比-3,878枚の19万3,310枚、売りが同+3,325枚の9万6,258枚となっており、相場は急反発したものの投機買いには依然として慎重姿勢が目立つ。ネットロング(買い越し枚数)は前週比-7,203枚の9万7,052枚と3週連続で減少しており、少なくとも定期市場における投機筋は強気スタンスを後退させていることが窺える。… … …(記事全文5,148文字)
