□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年4月24日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。2月下旬同様に「現物買い」と「投機売り」とのパワーバランスを見極めるステージに突入したドル建て金相場ですが、それぞれの最新状況を解説します。また、日本がゴールデン・ウィーク入りする来週にかけての相場ポイントについても、重要と思われる点についてポイントを絞って検証します。まだ短時間で10ドル、20ドルの値幅が見られる不安定な地合が続いていますが、改めて金相場の現状と展望を考えてみましょう(3,366文字)。 =================================== 「現物買い」と「投機売り」、パワーバランスの均衡点を探る金相場 =================================== COMEX金先物相場は、4月16日の1,321.50ドルをボトムに、足元では1,400ドル台前半まで切り返している。戻り高値は22日の1,438.80ドルとなっており、直近安値からの上昇幅は117.30ドル(8.9%)に達している。4月12~16日にかけて3営業日の累計下げ幅が最大で243.40ドルとなっていたため、概ね半値戻しを達成した価格水準となっている。 金相場反発の原動力は、2月の急落局面にブレーキが掛かった時と同様に、主にアジア現物筋の買い圧力である。要するに、「欧米投機売り」という強力なネガティブ材料を、「アジア現物買い」が吸収する動きを見せたことが、ここからの下値不安は限定的との見方につながった可能性が高い。実際に実需買いが投機売りを吸収しきれているのかは判断が難しいが、少なくとも現物市場から急落相場に歯止めを掛ける動きが見られることが、投機売りの動きに一定のブレーキを掛けている。… … …(記事全文4,632文字)
