□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年4月10日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ相場は安値水準での取引になっていますが、何が現在の価格形成の原動力になっているのかを解説します。その上で、プラチナ需給環境を巡る最新動向、今後の相場動向を考える上でのポイントなどを紹介します。全くと言っても良い程にプラチナ関係のニュースが見当たらず、アナリストやメディアもコメントのしようがない相場環境になっていますが、冷静に現在の相場水準がどのような意味を持つのか、検証してみましょう(3,202文字)。 =================================== コモディティ市場から資金流出でも、プラチナETFが買われている事実 =================================== NYMEXプラチナ先物相場は、4月4日に一時1,511.10ドルまで値位置を切り下げ、昨年8月31日以来となる、約8ヶ月ぶりの安値を更新した。足元では1,550ドル台まで切り返していることで、昨秋に南アフリカの大規模ストライキで切り上がった1,500~1,750ドルのコアレンジは維持されているものの、総じて上値の重い展開になっている。 もっとも、何かプラチナ需給見通しが修正を迫れるようなネガティブ材料があった訳ではなく、単純に金相場につれ安しているに過ぎないと考えている。余りに需給関連の材料が乏しいことで、プラチナ市場における投資家はどちらの方向に売買を仕掛けるのか短期指標を見失った形になっている。このため、消去法的に伝統的に一定の価格連動性のある金価格の動向が注目を集めている可能性が高い。… … …(記事全文4,328文字)
