□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年3月18日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。週明けのマーケットは、キプロスの銀行預金封鎖の報に悲喜こもごもの反応を示しています。基本的にはリスク資産売り、安全資産買いのフローですが、現在のキプロスで何が起きており、それが金相場見通しにどのような影響を及ぼすのかを解説します。なぜ他国の救済では要求されなかった預金課税が導入されたのか、金相場が注目すべきポイント、そして20日のFOMCの迎え方などを検証してみましょう(3,774文字)。 =================================== キプロスが預金封鎖を受け入れ、まずは買い反応を示した金相場への影響 =================================== 地中海にある人口110万人、面積9,251平方キロメートル(四国の約半分)のキプロス共和国が、マーケットの関心を一身に集めている。先週末にはユーロ圏財務相会合が開催されたが、16日に合意されたキプロス救済計画に、銀行預金への課税という前例のない措置が盛り込まれたことが、欧州不安の蒸し返しにつながるリスクが警戒されているのだ。 今回の救済計画では、キプロスに対して100億ユーロ(約1兆2,220億円)規模の支援が行われるが、その条件として銀行預金への課税が盛り込まれていたことが明らかになっている。… … …(記事全文4,851文字)
