□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年3月8日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。東京ゴム相場の現状分析と展望です。引き続き円相場主導の相場展開となっていますが、円安圧力が1ドル=95円突破の新局面を迎える一方で、東京ゴムの戻りは鈍いのが現状です。これを出遅れと評価するのか、地合の弱さと評価するのか難しい局面ですが、様々な角度、データから天然ゴム相場について再検証してみます(3,601文字)。 =================================== 天然ゴムはテーマの転換期へ、円安効果と需給分析との均衡点を探る =================================== 東京ゴム先物相場は、2月6日の337.80円をピークに3月4日には281.00円まで急落するも、足元では再び300円の節目を試す展開になっている。この間に特に天然ゴムの需給環境に何らかの劇的な変化が生じた訳ではなく、専らドル/円相場と連動した展開になっている。 東京ゴム相場は昨年11月中旬以降に急騰を開始した訳だが、2月上旬に「行き過ぎた円高」が概ね是正されたと評価できる状態に達すると、最大で56.80円(16.8%)もの急落地合に転じた。特に天然ゴム需給からの支援があった訳でなく、唯一の買い材料とも言える円安がピークアウトした可能性が指摘されたことが、パニック的な売りを誘った結果である。… … …(記事全文4,643文字)
