□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月18日(金)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。アルジェリアの石油施設のテロ事件がメディアでも大きく取り上げられていますが、石油市場への影響という視点に限定して、検証してみます。この問題を読み解くには、地政学的環境におけるアルジェリアの特殊性、隣国マリとの共通点などを把握しておくことが必要です。余り難しくならないように、ポイントを数点に絞って解説します(3,101文字)。 =================================== アルジェリアとマリを結ぶ糸、石油の地政学的リスクを考える =================================== フランス政府がアフリカ西部マリへの軍事介入に踏み切った余波は、アルジェリアの天然ガス施設での人質拘束事件に発展し、エネルギー市場にも大きな影響を及ぼし始めている。既に一般メディア等でも広く報じられているが、イスラム武装勢力がアルジェリアのインナメアスにあるBPの石油・天然ガス施設を攻撃したことが、原油価格を押し上げている。 1月17日のNYMEX原油先物相場は前日比+1.25ドルの95.49ドルに達し、昨年9月19日以来の高値を更新している。ICEブレント原油先物も序盤こそ北海油田のフォーティーズ原油の良好な生産データを背景に売られたが、地政学的リスクを織り込む形で110ドル台での取引になっている。… … …(記事全文4,094文字)
