□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月10日(木)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。プラチナ相場の現状分析と展望です。年初のマーケットでは米国が債務上限問題の解決策として1兆ドルのプラチナ硬貨発行の話題が駆け巡りました。ただ、これは勿論プラチナ相場上昇の要因ではありません。では、何が年初からのプラチナ相場を押し上げているのでしょうか。しかも、金価格が不安定な地合となる逆風が吹いている中で。余りメディアでは報じられていない南アフリカの最新事情などを取り上げながら、プラチナ需給について検証します(2,981文字)。 =================================== 1兆ドルのプラチナ硬貨を発行? これって107年分の白金生産量です =================================== 米連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシート政策が限界に達したとの見方から金相場が上値の重い展開を強いられる中、相対的にプラチナ相場の堅調地合が目立つ。NYMEX白金先物相場は、昨年12月31日に一時1,519.10ドルまで値位置を切り下げていたが、1月9日の取引では早くも1,600ドル台を回復している。 金・白金スプレッドをみても、昨年12月28日時点では134.30ドルだったのが、直近の1月9日時点では55.50ドルまで、累計で78.80ドル(59%)も縮小しており、金価格との連動性を断ち切って安値是正を進めたことは高く評価できるだろう。… … …(記事全文4,084文字)
