□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月9日(水)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。今週は、11日にUSDAから1月需給報告と四半期在庫の発表を控えています。既に市場予測は出揃っていますが、この二つの統計のどこに注目すれば良いのかを解説します。現在の相場環境を確認した上で、今後の穀物相場のポイントを指摘します。今年は南米産の生産環境よりも米国産の輸出環境が注目され、久しぶりに「需給相場」が実現しています。主要商品市場の中で、穀物相場は負け組みとしか言えないような相場展開が続いていますが、その理由を読み解いてみましょう。大豆相場は、既に大規模干ばつが発生する前の価格水準さえ下回っています(3,147文字)。 =================================== USDA需給報告・四半期在庫の迎え方、穀物相場の現状と今後のポイント =================================== シカゴ穀物相場は軟調な地合を強いられている。CBOTトウモロコシ先物相場は700セントの節目を完全に下抜き、昨年7月上旬以来となる6ヶ月ぶりの安値圏での取引になっている。大豆先物相場も1,400セントの節目でのサポートに失敗し、こちらは昨年6月下旬以来の安値を更新している。 米財政協議は昨年末に富裕層向け増税という形で一定の成果を得たことで、年初の株式・商品相場は急伸した。しかし、こうした中でも穀物相場の地合には大きな変化が見られなかったことからも、地合の弱さが確認できる。トウモロコシは相対的に高値水準を維持しているが、大豆は米国の干ばつ被害を織り込む前の価格水準さえ完全に下回っている。… … …(記事全文4,422文字)
