□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月8日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。WTI原油相場は、昨年12月後半から総じて堅調な値動きになっています。10~11月にかけては米国のシェール革命などを手掛かりに売り優勢の展開が続いてきましたが、原油市場の参加者が何を根拠に強気スタンスに転換しているのかを読み解きます。細かい要因はたくさんありますが、本稿では重要と思われる4項目を取り上げて解説します(3,313文字)。 =================================== マクロ需給の緩和見通しでも、原油相場が堅調な四つの理由 =================================== NYMEXのWTI原油先物相場は、90~95ドルのレンジで揉み合う展開となっている。年末に米財政協議の進展が見られたことを受けて、1月2日の取引では一時93.87ドルまで値位置を切り上げ、昨年9月19日以来の高値も更新している。その後は株高一服で伸び悩んでいるが、90ドル割れを試すような動きはみられず、総じて堅調地合が維持されている。 ICEブレント原油先物も110ドル台を回復しており、概ね昨年10月中旬以来の高値圏での取引になっている。こちらも1月2日の取引では112.90ドルまで値位置を切り上げており、約3ヶ月半にわたって続く105~114ドルをコアとしたレンジ上限を試す展開になっている。… … …(記事全文4,379文字)
