□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2013年1月7日(月)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。FOMC議事録、米雇用統計と重要イベントが続きましたが、それが金相場にどのような影響を及ぼすのかを総合的に検証します。いずれも消化が難しい内容になっていることで、短期的には思惑先行で不安定な値動きが続く可能性が高まっています。中長期と短期スパンで相場見通しを分ける必要性が高いと考えていますが、これらのイベントを受けて変わったことと変わらないことを考えてみましょう(3,345文字)。 =================================== 金融緩和政策の解除は困難とみるも、FOMC議事録の消化には時間が必要 =================================== 年末・年始の米財政協議の進展を受けて、一時1,695.40ドルまで切り返したCOMEX金先物相場であるが、足元では再び1,650ドルの節目絡みの展開になっている。 現在の金相場は二つの流れで読み解く必要があり、一つ目は「リスク資産としての金」という視点である。この点では、富裕層向け増税で上下両院が合意できたことは高く評価できるが、1)本格的な財政再建策の策定や2)連邦債務の法定上限引き上げ問題などの先行き不透明感の強さが、引き続き上値圧迫要因になる。米株式相場をみても、年初2日の取引では急伸したものの、その後は明確な方向性を打ち出せておらず、未だリスクテイクに慎重な投資家が多いことが窺える。… … …(記事全文4,554文字)
